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【犬の狂犬病ワクチン】なぜ必要?
法律で義務の理由と接種しないリスクを獣医師が解説

「狂犬病ワクチンって毎年必要?」

「日本に狂犬病はないのに、なぜ打つの?」

こうした疑問を持つ方も多いですが、狂犬病ワクチンは犬の予防の中でも特に重要なワクチンのひとつです。

この記事では、狂犬病ワクチンがなぜ必要なのか、わかりやすく解説します。

狂犬病はウイルスによって起こる感染症で、犬だけでなく人や、その他哺乳類にも広く感染する人獣共通感染症です。

発症すると、

・神経症状(興奮、麻痺など)

・嚥下困難

・呼吸障害

などが進行し、ほぼ100%死亡する非常に危険な病気です。

理由は大きく2つあります。

① 人にも感染する

狂犬病は犬から人へうつる可能性があり、世界では現在も多くの方が亡くなっています。

犬だけの問題ではなく、人の命にも関わる感染症です。

② 法律で義務付けられている

日本では、狂犬病ワクチンの接種は法律(狂犬病予防法)で義務付けられています。

・年1回の接種

・市町村への登録

これは、万が一の流行を防ぐための社会的なルールです。

狂犬病ワクチンは、

犬を守るだけでなく、ヒト社会全体を守るためのワクチンです。

現在日本では狂犬病は発生していませんが、それはこの予防体制が維持されているからです。

狂犬病ワクチンを接種しない場合、以下のリスクがあります。

■ 法律違反になる

接種義務があるため、未接種は法令違反となります。

■ 咬傷事故時に大きな問題になる

万が一、犬が人を咬んでしまった場合、

・狂犬病の可能性を疑われる

・行政による厳しい対応(隔離・観察など)

このようなことから、トラブルが大きくなる可能性があります。

狂犬病ワクチンは、

「うちの子がかかるかどうか」だけの問題ではありません。

「人にうつる可能性がある病気を防ぐための社会的な予防」です。

そのため、法律で義務化されています。

✔ 狂犬病は人にも感染する致死率ほぼ100%の病気

✔ 日本では法律でワクチン接種が義務

✔ 犬だけでなく人社会を守るための予防

✔ 未接種は法律違反・トラブルの原因になる

狂犬病ワクチンは、「自分の犬のため」だけでなく、

家族や周囲の人を守るための大切な予防です。

毎年忘れずに接種を行い、安全な社会を維持していきましょう。