院長の山本です！

先日、当院を休診とし日本獣医皮膚科学会学術大会に参加してきました！

病院をお休みしご迷惑をおかけしました。

年に１回の学術大会で、今回のトピックは『薬剤耐性菌』についてでした。

薬剤耐性菌はここ数年非常に問題視されており、獣医療でももちろん問題となっておりました。

簡単に薬剤耐性菌について説明すると、抗生物質が効きにくい菌のことを指します。

皮膚科において抗生物質は多く使用する機会があるのですが、いろいろな施設で抗生物質を多用してしまうと

それに耐性を持った菌が生まれてしまいます。

そして、いざ重篤な感染症に罹患した時に抗生物質が効かず、命を落とすリスクが高まります！！

しかし、獣医師ですら多くはその事実を知りません。。。

そして、動物に抗生物質を使用することで、人がかかる感染症に対しても薬剤耐性菌が生まれるリスクが出てきてしまうのです！

当院では以前から抗生物質は慎重に使用しており、耐性菌を疑う場合には薬剤感受性試験という抗生物質の効き目を調べる検査を実施しております。

今後さらに問題になることは間違いありません😭

薬剤耐性菌から動物および人を守るためにも、長年抗生物質を使用しているペットさんがいらっしゃいましたら、

一度当院までご相談ください！

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