当院では腹腔鏡による避妊手術を行っております。

腹腔鏡とはいわゆる「内視鏡手術」でカメラをお腹の中に入れて、その画像を見ながら小さな穴に器具を挿入して手術を行う方法です。

まずは写真のように３つの筒のような器具（トロッカー）を設置します。

その３つのトロッカーにカメラや手術器具を挿入し、卵巣や子宮を分離します。

中型犬の子の傷口です。

一般的な開腹手術よりも傷を小さく終えることができます。

以下に腹腔鏡手術のメリットとデメリットを記載します。

＜メリット＞

・傷が小さくて済む（特に大型犬）

・手術後の痛みが少ない

・腹腔内臓器の癒着が最小限

＜デメリット＞

・手術時間が開腹手術と比較して少し長くなる

・費用がかかる

腹腔鏡手術は小型犬でも大型犬でも傷の大きさが一緒なので、特に大型犬の手術においては非常にメリットの大きい手術法といえます。

当院で避妊手術をご希望の飼い主様は当院までお問い合わせください😄

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