- 2023.02.01 2月の臨時休診日のお知らせ
- 2023.01.24 目元用コットンを導入しました!〜オキュソフト〜
- 2023.01.15 冬もノミ・マダニ予防をしましょう!
- 2023.01.14 新調しました✨
- 2023.01.13 消化管内異物(誤食)
目元用コットンを導入しました!〜オキュソフト〜
院長の山本です。
眼の治療の一環として目元用コットンを導入しました!
オキュソフトという製品で、もともとはヒト用のものを動物用として新たに販売されるようになりました。
このオキュソフトは眼のマイボーム腺と呼ばれる部位の洗浄を目的として使用します。
マイボーム腺とは涙の成分の中でも油分を分泌する組織で、まぶたの縁に分布しています。
このマイボーム腺がつまりを起こすことが多く、ヒトでもドライアイの原因となり得ます。
またマイボーム腺が細菌などにより炎症を起こすといわゆる「ものもらい」と呼ばれる麦粒腫や眼瞼炎が発生します。
動物もこのマイボーム腺のつまりである「マイボーム腺機能不全」という病気が多く、当院に来院される目やにや充血の原因の第一位がこの病気です。
オキュソフトなどを使用して、マイボーム腺を清潔に保つことをヒト医療では「リッドハイジーン」と呼ばれています。
今まで点眼薬や眼を温めるなどにより対応しておりましたが、リッドハイジーンを行うことでさらに改善効果が認めるであろうと考えられます。
目やにでお悩みのペットさんにぜひ使用してあげてください♪
医薬品ではありませんので、病気でない子にも使用可能ですので、お気軽にお問い合わせください🌟
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冬もノミ・マダニ予防をしましょう!
院長の山本です。
今回は冬のノミ・マダニ予防の必要性についてお話します。
当院ではノミ・マダニ予防は1年を通して行うことを推奨しております。
フィラリア予防が12月までの推奨期間なので、それと同じくノミ・マダニ予防を行なっておられる飼い主様は多いと思われます。
しかし、ノミやマダニは冬場も外で潜んでおり、実際1月にもマダニが付着しているケースもあります。
ノミ・マダニ予防薬は体重がわかれば飼い主様だけでのご来院でも処方可能ですので、まだ今月以降の予防薬をお持ちでない飼い主様は当院までお問い合わせください🌟
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新調しました✨
院長の山本です。
このたび、猫診察室の飼い主様の椅子を新調いたしました!
というのも、以前からぐらついており、気になっていました😅
今回、ソファタイプを採用しました♪
結構しっかりしている感じがしますが、以前の椅子よりも少し低めになります。
しばらく猫診察室で試して、良さそうであれば犬診察室や待合も随時変更を検討したいと思います!
その他にも飼い主様目線で改善点がございましたら、スタッフまでお声かけください!
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消化管内異物(誤食)
院長の山本です。
今年ももう2週間が経とうとしておりますね!
当院も新年の診療が始まって1週間が経ちました。
今月はもう臨時休診はございません。
さて、本日は消化管内異物(誤食)についてのお話です。
動物を飼育する上で必ず注意しなければならいのが誤食です。
誤食はいつ何時でも起こりうるものであり、何歳でもあり得るからです!
去年の年末、1頭のワンちゃんが誤食で来院されました。
ファスナーを食べてしまったようです。
催吐処置でも吐かなかったため、麻酔をかけて内視鏡をしましたが、胃の中にはありませんでした。
そのため、開腹手術となりました。
すると小腸にファスナーがあることを触知し、切開にて摘出しました。
取り出したファスナーです。
この子は幸いにも腸の状態も悪くありませんでしたので、無事事なきを得ましたが、腸の状態が悪いと腸切除をしなければならなくなることもあります。
完全に誤食を防ぐということは室内飼いが当たり前になった昨今では難しいかもしれませんが、飼い主の皆様はご注意をお願いします。
また、急に嘔吐などの症状がありましたら、誤食の可能性もあるため動物病院へ来院をお願いします。
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歯石除去
院長の山本です。
昨日、当院の年末恒例である看板犬梅の歯石除去を行いました🌟
写真のように、梅はまだ2歳で去年も同じように歯石除去を行いましたので、まだあまり歯石は多くついておりません。
歯石除去後の写真です。
犬の1歳の約1/3は歯周病と言われており、人でも多くの方が歯周病に罹患しているとされております。
また、歯周病は心臓病、腎臓病、糖尿病のリスク因子にもなりますので、予防が非常に大事になります。
健康寿命を延ばすためにも、定期的な歯石除去を実施しましょう!
歯石除去をするには全身麻酔が必要となります。
ご希望の飼い主様は当院までお問い合わせください♪
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胃拡張捻転症候群
院長の山本です。
先日、急患の患者様が来院され、緊急手術をおこないました。
病名はタイトルにあるように「胃拡張捻転症候群」と言います。
胃拡張捻転症候群は名前の通り、胃が拡張し捻転してしまう病気です。
この病気は大型犬に多いとされており、食後の急な運動によって引き起こされるとされております。
しかし、この病気はすべてのわんちゃんに起こる可能性がありますので、注意が必要です。
今回来院された子も中型犬の柴犬でした。
症状としては急に吐こうとするが吐かず、痛そうにしているとのことでした。
検査として腹部のレントゲン検査を実施しました。
すると
胃がガスで大きく膨れ上がっているのが確認されます😣
そして、捻転している様子もありましたので、飼い主様にご同意いただき直ちに手術することになりました!
この病気は非常に緊急性が高く、放置すると死亡率が高くなってしまうためです。
幸いこの子は、不整脈など危険なサインは他に認められませんでしたので、すぐさま麻酔に移行することができました。
手術中の写真です。
これはお腹を開けた時点での写真で、お腹に大きく膨らんだ胃が見られます。
また、やはり胃が捻転していることが確認されましたので、ねじれを元に戻しました。
これは捻れが解消され、再度捻転しないように胃を一部固定した後の写真です。
上の写真と比較して胃の表面がきれいに見えます。
これが本来の胃の見え方であり、上の捻転している状態の胃は本来開腹した際には見えるはずのない大網と呼ばれる組織が胃にかぶさっているために、胃捻転を起こしていると判断されました。
手術後の経過は良好で先日、無事に退院となりました✨
わんちゃんを飼育されている飼い主様はくれぐれも胃拡張捻転症候群にはお気をつけください⚠
・吐きそうなのに吐かない
・呼吸がおかしい
・急にお腹を痛そうにしている
といった症状がありましたら当院までご相談ください。
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年末のトリミング予約について
院長の山本です。
いつも当院をご利用いただきありがとうございます。
年末のトリミングについてお知らせいたします✂
年末はトリミングのご予約が集中する時期となります。
そうですよね!どのわんちゃんも年明けをきれいさっぱりして迎えたいものですよね!
そのため、すでに年末のご予約が埋まりつつあります。
年末年始のトリミングをご希望の飼い主様はお早めにご連絡ください。
今まで当院後ご利用になったことのないわんちゃんに関しては、まずお電話にてお問い合わせください☎
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マダニ予防をしましょう!
院長の山本です。
いよいよ梅雨の季節がやってきそうですね☔
わんちゃんの体も蒸れてしまわないように、今のうちにトリミングでスッキリしておきましょう✂
さて、今回はマダニ予防についてお伝えします。
マダニ予防の目的はもちろんマダニからペットに感染する病気の予防というのもありますが、
実は我々ヒトへの感染症についても予防するという目的があります!!
マダニが媒介するヒトへの感染症として「重症熱性血小板減少症(SFTS)」という病気があります。
SFTSは現在蔓延しているコロナウイルス感染症に比べて、マダニやSFTSに罹患した動物に接触しない限り感染することはありませんが、感染すると致死率が高い感染症です!
今月、兵庫県でもヒトへの感染例が報告されており、今後ますます増加することが懸念されます。
ペットを飼育している方々がすべき予防は、やはり「ペットにマダニをつけないこと」です。
ペットのマダニ予防を徹底することで、お散歩や外出時にマダニをつけてしまっても死滅させることができます。
自分たちを守るという意味でも、ペットのマダニ予防をしましょう!
マダニ予防薬は動物病院にて処方してもらってください。
当院にはスポットタイプ、内服タイプ、長期作用タイプなど様々な予防薬を取り揃えておりますので、ご相談ください🌟
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〜ペットの歯のお話〜
院長の山本です!
今日は最近よく患者様が来院される病気の一つである歯周病のことについてお伝えします。
ご自身の飼っているペットの歯の状態について皆様どこまでご存知でしょうか!?
「ペットの口の中をしばらく見ていない」
「口の中を見せてくれない」
といった状況の方がほとんどではないでしょうか?
しかし、歯周病は常にどのペットにもリスクがあります😩
1歳の1/3の子はすでに歯周病と言われています。
また、毎日歯磨きをしていなかったり、定期的な口の中の確認をしていないとその進行はどんどん加速していきます。
歯周病予防には毎日の積み重ねが重要となります💡
歯磨きが一番理想的ですが、やはり実施できる飼い主様も受け入れてくれるペットも多くはありません。
しかし、デンタルケアはそこで諦めるのではなく、少しでもできることをしてあげましょう!
当院には歯ブラシの他にも、
・デンタルシート
・デンタルスプレー
・デンタルガム
・サプリメント
などその子のニーズに合わせたケア用品を取り揃えております✨
特にねこちゃんは口を触らせてくれないことが多いので、サプリメントを選ばれる方も多くいらっしゃいます😊
できることから少しずつ、ご自身のペットの健康を管理してあげましょう♪
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耳のお話 〜CT検査〜
院長の山本です!
昨日のお昼の時間に当院に通院されている慢性外耳炎のわんちゃんをCT検査に連れて行きました。
当院の近くの動物病院であるミネルバ動物病院さんが先日CT検査機器を導入され、すぐに撮りに行けるようになったことは当院の耳科にとって非常にありがたいことです✨
写真はミネルバ動物病院の先生方にCT検査の準備をしていただいているところです📸
そもそも、耳の病気でCT検査なんて!と感じられる飼い主様も多いかと思いますので、その必要性についてお話ししたいと思います🤗
まずCT検査とは人の医療でも大活躍の検査機器で単純に言うと「立体的に画像をつくることができるレントゲン」です。
立体構造を把握することができ、またレントゲンでは写らないような細かな病変も映し出すことができます。
もちろん、お腹や胸の中の病変を撮影することが一番多いのですが、当院の強みである耳でもCTが活躍します!
普段飼い主様や我々が外から覗く部分は「外耳」という領域です。
外耳の評価は中を見ればやはり大体のことはわかるのですが、外耳炎で耳が腫れていいた時に、どれだけ腫れているのか、奥まで腫れているのか、腫れている原因は炎症なのかがんによるものなのか、などは耳の筒の中を見るだけではわかりません。
そこでCT検査を実施することで、炎症度合いやがんの有無などがわかり、手術が必要なのか内科的に治療できるのかを判断することができます。
また、外耳のさらに奥、つまり「中耳」の病変についてはそのほとんどが外から覗いても見ることが難しく、CT検査をしないと状況の把握ができないことも多いです。
特に特定の犬種では外耳炎はないのに実は中耳炎があるといった、CT検査などを駆使しないと見つけることが難しいこともあります。
今回撮影に行った子もCT検査を実施したことによってより正確な情報を得ることができました♪
これからより一層耳の病気で悩むペットたちを救うことができることを期待しています!!
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