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お知らせ

2023.01.13

消化管内異物(誤食)

院長の山本です。

今年ももう2週間が経とうとしておりますね!

当院も新年の診療が始まって1週間が経ちました。

今月はもう臨時休診はございません。

 

さて、本日は消化管内異物(誤食)についてのお話です。

動物を飼育する上で必ず注意しなければならいのが誤食です。

誤食はいつ何時でも起こりうるものであり、何歳でもあり得るからです!

去年の年末、1頭のワンちゃんが誤食で来院されました。

 

ファスナーを食べてしまったようです。

催吐処置でも吐かなかったため、麻酔をかけて内視鏡をしましたが、胃の中にはありませんでした。

 

そのため、開腹手術となりました。

すると小腸にファスナーがあることを触知し、切開にて摘出しました。

取り出したファスナーです。

 

この子は幸いにも腸の状態も悪くありませんでしたので、無事事なきを得ましたが、腸の状態が悪いと腸切除をしなければならなくなることもあります。

 

完全に誤食を防ぐということは室内飼いが当たり前になった昨今では難しいかもしれませんが、飼い主の皆様はご注意をお願いします。

また、急に嘔吐などの症状がありましたら、誤食の可能性もあるため動物病院へ来院をお願いします。

 

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