新しい検査機器を導入しました!(血中SDMA測定)
院長の山本です。
ここ数日でまたコロナウイルス感染症が広がってきましたね。。。
解決の糸口が見つかっていない現状で対策も難しいのでしょう。。
でも、これで諦めるわけにもいかないので、適切な対策をしつつ、日常生活を送りましょう!
さて、当院で新たに検査機器を導入しました!!
IDEXX社製の血液検査機器のカタリストoneという機械です✨
こんな機械です😄
この検査機器によって今まで使用していた血液検査機器では測定できなかった項目の測定が可能となりました!
特にわんちゃんや猫ちゃんの腎臓病の早期診断に有効とされている血液中のSDMAという成分が測定できることが大きな利点です。
今では腎臓病の血液の指標としてはクレアチニンという成分で判断していましたが、クレアチニンは腎機能の75%が喪失して初めて異常として認められます。
しかし、SDMAは腎機能の25%が喪失した時点で異常として認められるため、 早期診断に役立つというわけです。
腎臓病の診断基準、および重症度ステージの分類にSDMAが昨年加わったことで、測定の重要性が高まってきております。
そんなSDMAが現在、院内で測定可能なのは川西市で当院のみとなります!
少しでも早く腎臓病の診断・治療ができるようSDMAの測定を健康診断や調子の悪い時には測定してあげましょう!
SDMAなどのの測定をご希望の場合はいつでも診察の際にご相談ください♪
腎臓病で苦しむわんちゃん猫ちゃんを少しでも減らせることを期待したいですね😊
ちなみにカタリストoneではその他に通常の血液生化学検査や甲状腺ホルモン値などの測定も可能です🌟
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耳のお話
院長の山本です。
毎日雨続きですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
九州地方では災害クラスの大雨でコロナもあって復旧などに支障が出ているようですね。
少しでも早い復興をお祈りいたします。
さて、雨の多い季節になるとペットの病気として「外耳炎」が多くなります。
当院では外耳炎治療として耳の内視鏡である「オトスコープ」を用いた治療について、
以前ブログでも紹介しました🌟
今回さらに外来診療で飼い主様と一緒に耳の中を見てもらうための器具を導入しました!
それが「アニマルック」という器具です♪
アニマルックは商品名でオトスコープの中に分類されますが、今回当院で導入したのは
あくまで耳の中を見るためしかできません。
しかし、パソコンに接続するだけで、画面に耳の中を映像として映すことができるため、
ペットさんの耳がどのような状態なのか、飼い主様と共有することができます。
アニマルックの導入によって、さらにより良い耳の治療ができると思います!!
これからも一歩進んだ医療にチャレンジしていきますのでよろしくお願いいたします😊
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